関東大震災時の虐殺関連の質問主意書と答弁書、主要質疑一覧 →こちら
これまで国会においては関東大震災時の虐殺に関連する「質問主意書」がいくつか出されてきました。ここには、私たちが把握しているものをまとめています。
「質問主意書」とは、国会議員が内閣に質問する文書です。国会議員は、国会開会中であれば、議長を経由して内閣に質問をする権限を持っています。内閣は、原則として7日以内にこれに答えなければなりません。
私たちがテレビなどで見る、本会議や各委員会での口頭による質問は、そこで議題となっている内容の範囲でしか行なうことができません。これに対して、質問主意書は基本的に何でも聞くことができます。ただし、不充分な答弁であっても突き返したりはできません。
質問主意書には関東大震災朝鮮人虐殺をテーマとしたものがあります。関東大震災の朝鮮人虐殺について明らかにしなければならないことは何か、政府はどう考えているかを知ることができます。
以下、そのリンクを貼ります。質問と政府の答弁をご覧ください。これで誠実な答弁と言えるでしょうか。
関東大震災については多くの書籍が刊行されています。このうち、主として朝鮮人、中国人、日本人の虐殺などの「人災」について書かれたものやWEBサイトのうち、代表的なものを紹介しています。網羅しているわけではないことをお断りしておきます。
なお、いわゆる「排外主義的」(虐殺の否定や正当化をしている)な書籍やWEBサイトと考えられるものは紹介していません。